身近に打楽器奏者がいると
2種類の打楽器奏者に分けられることに気がつくかもしれません。

・鍵盤楽器が得意
・打楽器が得意

あくまでも大雑把にわけると、ですが。


鍵盤楽器とは、鉄琴、木琴…
マリンバ、シロフォン、ヴィブラフォン…
ということです。

音階がある楽器、ですね。


打楽器とはその他の音階がない楽器です。
小太鼓、大太鼓、トライアングル、タンバリン、シンバル…


たいてい、鍵盤楽器が得意な人は打楽器が得意な打楽器にかなわないです。
たいてい、打楽器が得意な人は鍵盤楽器が得意な鍵盤楽器にかなわないです。

しょうがないんですよね。

鍵盤楽器が得意な人たちは、小さな頃からピアノやマリンバを習っています。
打楽器が得意な人たちは、小さな頃からピアノやマリンバを習っていません。

ですので、打楽器パートとしては、

「打楽器全部できないと!」

という前提があるものの、上記のような別れ方をしてしまいます。


そもそも、ピアノをやっていた方々は鍵盤楽器のほうが好きだったりしますからね。
練習時間とかに差が出てくるので、打楽器の中で得意不得意が出てきます。

でも、そうしてもらわないと、打楽器からはじめた打楽器奏者の居場所がなくなります。(笑)

「音楽やっていました」

「へ〜、楽器は何を?」

「打楽器です」

「…」


となることがよくあります。


打楽器、具体性に欠けますね。(笑)

小太鼓、大太鼓、トライアングル、シンバル…
よく鼓笛隊で出てくるのはこういった楽器なので

「えっと、小太鼓とか大太鼓とか…」

と説明することもありますし

「ドラムセットとかも叩いてました」

と説明することもあります。


「へぇ!」

と驚かれること多数です。

もしかしたら、リアクションに困って
取りあえず驚いているだけかもしれませんが…笑

想像しにくいですよね…。

「トランペットやってました!」

「あ〜!(ラッパね!)」

「ピアノやってました!」
「バイオリンやってました!」

「へ〜!(お金持ちの家なのかな…)」

とか、わかりやすいですよね。


打楽器…。
楽器の幅が広い分、説明するのが大変かもしれません。(笑)

音楽の歴史=音楽史を大学で勉強します。

一番古い楽器はなんでしょう?


「それは楽器じゃねーだろ」

とツッコミたい人もいるかもしれませんが
声楽が一番古い楽器です。

その次に古いのが打楽器なんですね。

まぁ、構造がシンプルですからね。
構造というか、仕組みというか原理というか…。

叩けばそれは打楽器、ですから。

もしかしたら、目にしたことがあるかもしれませんが
バケツやフライパン、身の回りのものを叩いて1つの音楽ショーをやってしまった人たちがいます。

あ、歴史の古さから離れそうでした。

歴史の勉強で出てくるイベント

・祭り
・戦い(戦争)

に音楽はつきものでした。


古くからそういった場で活躍したのが打楽器です。

今でもアフリカの原住民の音楽などに触れると
ピアノは出てきませんが、打楽器はありますよね。

あ、ピアノは打楽器か?の話になってしまいますが…。
そのあたりはまた今度!

↑このページのトップヘ